favorites of q3e8mk
5秒前の午後-13 |
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昨日のこと |
先週に続き、相方の職場の近くで外食。
狭いカウンターに並んで座る。
偶に肩がぶつかるのさえ楽しくて仕方ない。
ビール2杯と焼酎2杯。
毎日一緒に居るのに、話すことは尽きない。
相方の話はいつも面白くて、私は笑う。
それを嬉しそうに見る目がとても優しい。
営業職の自分は、早ければ来春には
地方へ転勤しなくてはいけない。
相方は言葉少なに頷いていた。
それまで一緒に居られるかなんて
分からないけど、もしそうなったら
自分たちの関係はどうなるんだろう。
「嫁と2度結婚できたなら、上手くいった」
と相方は言った。
未婚の自分には意味がよく分からなかった。
バスがなくなってしまったので、電車で帰る。
酔って足元の覚束ない自分は
電車が揺れるたびに大きくよろける。
それを一々支えてくれる相方に、
気付いたらしがみ付いていた。
部屋に帰ってからのことは記憶がない。
スーツはクローゼットにしまわれ、
化粧は落とされ、歯も磨いていた。
けど、目覚めた時は全裸だった。
A Summer's Reading |
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本 |
坪内祐三氏の『ストリートワイズ』という本をパラパラっと立ち読みしていたら,その中に,坪内氏が昔読んで影響を受けた小説として,バーナード・マラマッド『夏の読書』についての記述があった。
そこにはその短篇のあらすじも書いてあり,読んでみたところ,どこかで読んだことのある話のような気がした。
しかし,その場で記憶を辿っても思い出せなかった。
ここ数年,本は買って読むようにしているし,買って読んだ本ならまったく思い出せないということはない。
それ以前はそもそも海外文学なんて読んでいなかった。
いったいどこで読んだのか…。
そして俺はふと思った。
自発的に読んだのではなく読まされたのではないかと。
そう,俺はこれを学校の授業で読んだ(読まされた)のだ。
大学の必修英語の授業,その1つがピューリッツァー賞作家の短篇を読む授業だった。
帰宅して(掃除・整理整頓のときに動かすことはあったが)5年以上開くことのなかったテキストを開いた。
『夏の読書』の文字はなかったが代わりに『A Summer's Reading』の文字があった。
この3,4年で海外文学に目覚め,原著で読む力が自分にあったらなと常々思っていたが,まさか(教授の力を借りたとはいえ)すでに経験済みだったとは。
Re: まさに
http://vuchqe.sa.yona.la/180 |
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> 何であと3年もかけて話を進めないといけないのか、正直判らない。
どういう状況?できちゃった婚が一番早いと思うぞ。
http://umu9xi.sa.yona.la/360 |
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前は隈が酷いと言われた。
次はやつれてると言われた。
でも、ストレスで体重は増えてくんだよなぁ。
明日が遠い。
Re: http://vidg5z.sa.yona.la/1879
http://vuchqe.sa.yona.la/178 |
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引用元が読みたいな。
Re: 一人称
http://vuchqe.sa.yona.la/177 |
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おれは結構好きだけどな。苦手の根源は何なんだろう。
男がやるのは気持ち悪いと思うけど。
Re: http://wjxifb.sa.yona.la/66
http://vuchqe.sa.yona.la/176 |
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ワロタ。まじでこんなことする店員いるのか。
5秒前の午後-12 |
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昨日のこと |
相方と初めて会ってから半年が過ぎ、
同棲開始から1ヶ月が経った。
愚かな自分は何かを贈りたいと考えた。
本好きの相方にブックカバーなら
不自然でないだろうと思いつき、
友人に相談してメーカーを選定。
昨夜、仕事を早めに切り上げて
こっそり地図をプリントアウトし、
表参道に向かった。
初めて歩く街はいつも楽しい。
店は大通りに面さずひっそりと佇んでいた。
他に客が居らず入りづらいのをこらえ、
重いガラスの扉をゆっくりと引いた。
静かな店内。
買うものは決まっていたので真っ直ぐと
目的のものを見つけ、レジへ向かう。
と、また不必要な欲望が頭を擡げた。
お揃いとは言わない、何かを自分も持ちたいと。
結局帰りの紙袋の中には、黒のブックカバーと
ワインレッドの携帯ストラップが入っていた。
露骨にそれを身に付けるのは気が引け、
会社用の携帯につけることにした。
それでも常に机上にあって1日中目に入る。
想いを形にして残せば自分が苦しくなるのは
分かっているのに、繰り返してしまう。
馬鹿なんだ。
仕事で遅くなると言っていた相方は、
アルコールの匂いを漂わせて帰ってきた。
昨日もしたかったんだよ、と笑いながら
全身を撫でる手はとてもとても優しい。
普段より長く時間をかけた前戯は、
お互いを昂らせるのに十分すぎるほどだった。
熱かった。
「もう、他の男とするの、禁止」
「__は、俺、だけのもんだよ」
Re: いつも楽しく拝k(ry
いつもありがとうございm(ry |
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>> どーいうオンライン
端的に言っちゃえば、SNSです。
男性は写真≦現物
女性は写真>>>>現物
な場合が多いかなーって思うんですけど。
個人的には。
5秒前の午後-11 |
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昨日のこと 35 |
2月よりオンラインでやり取りのあった人と
初めて会うことになり飲みに行った。
35歳/既婚者/会社員。
男性には珍しく写真の方が良かった。
開口一番「可愛いー」と言われて違和感。
謙遜でもなんでもなく、どう見ても
可愛いと言える顔面じゃないのは
自分が一番よく分かっている。
自分に対して可愛いと形容してくるのは
遊び慣れていない、または女なら誰でもいい
という2つのパターンに限定される。
昨夜の相手は前者だったらしい。
小さな個室に通され、普通に飲みながら食事。
仕事の話やお互いのオンラインでの印象を
話し、少しずつ打ち解けていく。
その間にも「菊川怜に似ている」とか言われる。
※断じて似てない。
3杯目を飲み終わりグラスを置いたときに、
「キスしてもいい?」と聞かれた。
自分がビッチなのは知られているし、
今更カマトトぶって拒否する理由もなかった。
同じアーティストが好きなのを話していたので
カラオケに移動することになった。
駅前の販促チラシを受け取り昭和通りを越える。
好きだというだけあってそのアーティストの歌は
一通りそつなく歌いこなしていた。
ふと曲が途切れ今度は問答無用でキスされた。
腰を抱えて立たされ、壁に押し付けられる。
胸や内腿に指が這い相手の意図を感じる。
断った。
相手も意外そうだったし自分も意外だった。
過去の自分なら迷わずカラオケを出て
山手線に飛び乗って鶯谷を目指したろうに。
また会えるかと聞かれ曖昧な返事をしたまま
それぞれの帰途についた。